ドラマの感想:東京女子図鑑 第1話

Amazon Primeで星4.3付いていた作品。

第一話

綾、高校時代の進路相談

「人からうらやましがられる人になりたい」
これと似たようなことを自分も高校時代に考えていたことを思い出した。

付属校で進学先の大学はほぼ決まっていたけど、やりたいことは特に無くて、将来は平均よりちょい上くらいの生活を送れればそれでいいと思っていた。

平均よりちょい上というのが具体的にどんなものか、イメージは全然できていなかったけど、他人と比較して優位に立ちたいという意識をもっていたことは今振り返っても明らかだ。そういう他人と比較して優越感に浸る生き方が果たして本当の幸せなのか?そんな問題提起もこのドラマのテーマの一つなのではないかと、冒頭の進路相談のシーンで早くも予感した。

てか今の時代、普通に生きてきて17、8歳で将来どんな人になりたいかとか突然聞かれても具体的に答えられる子なんてほとんどいないよなぁ・・・

綾の育った町と原宿竹下通り

「秋田出身の女の子」だから、実際秋田の町で撮ったのだろうか。日本のどこにでもありそうな地方都市の風景の描写が印象的だ。

若者からみれば、何もない町。寂れたシャッター商店街や、国道沿いの田んぼや畑の中に点々と間延びしたように広がる家々、ローカルなコンビニと店の前でたむろする高校生・・・

地方都市で生まれ育った経験がない自分でも、気が滅入るのが分かる気がする。そして、そんな子が原宿の竹下通りを訪れたらまるでパラダイスのように感じるんだろうな。自分は若い頃から竹下通りなんてゴミゴミして歩きづらいから近づきたくもなかったけど。

秋田でも評判だった私の可愛さ (笑)
うん、貴方くらいの子はそこら中にいると思うよ。鏡のぞき込んで悦に入ってた時から思ってたけどさ。まあまあ可愛い部類には入るけど、並みの可愛さだよね。

あとツインテールと服装からも、垢抜けない人が頑張ってる感じがすごい滲み出てる(これは演出だろうけど)

つうかスカウトされた子はされた子で、すかさずポーズ決めるとことかあんた慣れすぎだろ。

秋田大学の目の前は畑なのか・・・

高校・大学時代の話はここまで。

就職のため晴れて上京、部屋探し

時は流れ、新卒の採用面接のシーン。主演の水川あさみ(当時34才)。リクルートスーツに身を包んでいるが、さすがに貫禄出すぎか (笑)

上京の経験は無いけど最初に出てきたときは高揚感に包まれるんだろうな・・・。いきなり南青山で部屋探そうとするな(笑)

上京してくる人は、吉祥寺、下北沢と、やはりそういう場所に住みたいと思うものなんかね?

三軒茶屋も吉祥寺と同程度の家賃相場かなって勝手に思っていたけど、少し下がるんですねー知らなかった(あまり興味ない)。

新居に越してきたばかりで道に迷う綾。やっぱ新卒にはちょっと見えないな。。

大手アパレルっぽい職場のOL事情

アパレル業界では、バックオフィス勤務の女性はアパレルのイメージそのままの華やかな装い、一方商品企画のような花形の業務に携わる女性は総じて地味な服装と、棲み分けがされえているらしい。大して興味は無いけど。

バックオフィスの女性たちは、終業の合図と共に颯爽と退勤。花形業務の女性達は定時のチャイムも聞こえていないかのごとくせわしなく働き続ける。

どうやらバックオフィスの女性たちは、自分たちがいくら働いたところで六本木ヒルズ(笑)には住めないことが分かっていて、であるならそこに住む「殿方を捕獲」することに注力したほうが合理的であることを見抜いているようだ。服装等、身だしなみに力を入れているのも、日々合コンに明け暮れているからだろう。

一方で、地味な外見の花形業務に携わる女性は、「私仕事できますけど何か?」と、バリキャリな自分に満足感を見出すタイプであるそう。

男からするとどちらがいいかと言われれば、うーんどっちも違った面倒くささがあってイヤかな。

その両方を欲しがる綾(笑)東京に憧れて上京してきた若い女性のテンプレってこういうもんなのかねぇ・・・

プレス(花形業務)のユウキとトイレであいさつを交わす綾。なんか、このドラマ中での女性同士のやり取りって、にこやかに会話していても相手への純粋な行為からではなく、打算が根底にあることが大半だけど、現実もそうだとしたら、毎日疲れそうだ。

先輩から仕事を押し付けられ、遅くまで残業して帰宅した綾(今晩の合コンはキャンセル)。缶ビールにコンビニ弁当は大いに萎えるねー。これがサンドイッチやおにぎりとかだったらまた少し印象も変わるんだけどねぇ。

仕事も恋も順調な滑り出し

0時前に先輩に呼び出された小洒落た飲み屋で、道に迷ったときに助けてもらった直樹と偶然再会し、その後を暗示して第一話は終わり。
向上指向の女性のテンプレ的な生き方の序盤と、似たような人が集まる女性社会の闇の一旦が垣間見えた。