値上がりしていた日高屋のチャーハン
久し振り、たぶん半年以上ぶりに日高屋のチャーハンを食べに行ったら値上がりしていた。
以前は430円くらいだったと記憶しているが、それが450円になっていた。
まあそれでもワンコインで安定したチャーハンが食べられるのだからありがたいことだ。
味への違和感
もしこれで話が終わっていたら記事を書くほどの事でもなかっただろう。
さて、出てきたチャーハンを蓮華で一さじ口に運んでみたところ、
「・・・ん?」
もう一さじ、今度はより慎重に味わうようにして口に運んでみて
「・・・・・・、」
「ん???」
なんだろうこの、今までに感じたことのない薄ぼんやりとした違和感は。
日高屋のチャーハンと出会ってからかれこれ10年は経つだろうか。
低価格で安定したパフォーマンスを叩き出す双璧として野菜たっぷりタンメンと共に君臨してきた日高屋のチャーハン。
晴れの日も嵐の日も変わらぬクォリティと低価格で僕の心を温かく満たしてくれた絶対安定王者に対し、初めて一抹の不安を覚えた瞬間が今日訪れた。
何というか全体的に「薄い」印象になった気がするのだ。
具が少ない?
たまたま自分の体調のせいだろうか、気のせいだろうかと釈然としないまま食べ続けていたが、三分の一ほど食べ進んだところでいくつかの変化に気づいた。
まずチャーシューが少ない。
日高屋のチャーハンといえばブロック型のチャーシューがそこそこの密度で混ざっていた。
430円という値段としては贅沢すぎるくらいに混ぜ込まれたチャーシューのおかげで、他店の同価格帯のチャーハンとは一線を画すクォリティに仕上がっていたのは間違いない。
今回食べたチャーハンにもチャーシューが相変わらず入ってはいたが、ブロック1個1個が以前と比べると明らかに小さい。
失礼ながらカスのように思えるほどに劣化している。
そして小さくなった為かチャーシュー密度も小さくなった。口に入れた時のもの寂しさの原因の一つはこれだろう。
それに気づいてよく観察してみると、玉子の量も心なしか少なくなった気がする。
コショウをはじめとした香辛料のパンチも以前と比べ弱い気がする。
要するに具材が減ったのだろう。
人件費や材料費の高騰によって値上げすることは仕方ないが、その分クオリティは維持されていることをお客としては期待するもの。
値上げしたうえにクオリティも下がっているというのはさすがに心証がよろしくない。
日高屋の今後に思いを馳せる
今日はたまたまという可能性もあるので、できればそうであることを願いたい。
今まで日高屋のチャーハン(あと野菜たっぷりタンメン)に対して絶大な信頼感を抱いていたぶん、それを覆しかねない変容ぶりを目の当たりにしたショックは大きかった。
今後、日高屋は果たしてどこに向かっていくのだろう。
残り半分となったチャーハンを口に運び続ける間、そんなことに思いを馳せていた。
==追伸==
この記事から約1年後、久しぶりに日高屋のチャーハンを食べた。そこで確信したことは・・・
コメント
前から麦飯でしたかねチャーハン また食べたいとは今食べたら感じれなかったです
麦飯になってたんですか!?それは初耳です 笑
私もすっかりご無沙汰になっちゃってますねー