ドラマの感想:半沢直樹2 第1話

半沢直樹続編開始にあたり

映画にしろドラマにしろゲームにしろ、続編が初回作を超えることはほとんどないのが経験則としてあるので、半沢直樹の続編もそれほど期待しないで見ようと思う。初回作は7年も前のことでよく覚えていない部分もあるけど、結構ハマった記憶はある。だから楽しみは楽しみなのだが、年末だったか年始だったかの番外編みたいなのは酷かったので一抹の不安はある(あの時はマスカレードホテルをそのまま見続けていた方が良かったと後悔した)。

初回作は大和田常務をとっちめた半沢が子会社に出向させられて終わったので、その続きから始まるんだろうなと思っている。前置きは以上。

新たな敵の親玉登場?そして蘇る名シーン

いきなり見知らぬ人物が高級クラブで語っているシーンから始まる。会話の内容からして、どうやら大和田常務の腰巾着的な人物らしい。大和田常務が将来頭取になることを見込んで師事していたようだが、半沢のおかげで計画が狂ってしまいご立腹の様子。

あの役員会議 ・・・社会現象を巻き起こした、日本ドラマ史に残る名場面である。てかあの後ずっと土下座し続けてたのかよ!(笑)

大和田常務をあんな目に合わせやがって…!と、復讐に燃えるこの人物は、東京中央銀行証券営業部長の伊佐山という男。「半沢だけは、絶対ぇに許さねえ…」と、かなり執着心の強い男のようだ。というか、(おそらく)最大手の都市銀行の、それも証券営業部という超花形部門の部門長にしてはいささか小物感を禁じ得ないが、この男は今までどんな実績を上げてきたのだろう?「世界の果てまで追い落としてやる…!」とか(笑)
冒頭のシーンは安っぽいヤクザ映画のようだ。

半沢登場

場面は変わり、半沢直樹登場。フルハイビジョンだの4K8Kだのと、画面は綺麗になったけど俳優さん達にとっては受難の時代だなぁと、半沢(堺雅人)のどアップシーンを見て感じた。目の下のシワがはっきり映ってしまって、7年という歳月の経過を思わせる・・・。
場面は出向先の東京セントラル証券の営業として、顧客先(電脳雑技集団)へ訪問して相談を受けている様子。てか営業ならさ、お客さんを睨みつけるような険しい表情じゃいかんのではと思うんだけど、どうなのかなぁ半沢さん。いきなり怖いよ。

企業買収の打ち合わせ

電脳雑技集団は規模拡大のため、企業買収を考えているよう。買収先はスパイラルという会社。半沢の驚きぶりから、かなりの有力企業であることが伺える。
そして社長と副社長がいけ好かない感じを出しているところを見ると、彼らは悪役なのだろうか。というか半沢達が打ち合わせしている部屋、たぶん社長室なんだろうが、中ボスの魔王の居城かってくらいあからさまにダークな演出(笑)
現在の株価からおおよその買収価格がわかるなら、それくらい自分たちで計算しとけよ・・・。大丈夫かこの会社?
突然、ビジネスで一番大事にしているもの、モットーは何かと半沢に尋ねる電脳雑技集団の平山社長。咄嗟に返答に窮する半沢。そりゃ、いきなり「倍返しだ!」なんて言ったら頭おかしいとしか思えんわな。言ってくれたら面白かったけど。半沢の普段の仕事のモットーは何なんだろう?
半沢が答えに窮しているうちに平山社長に先手を打たれ、このシーン終了。要は早くやれと言いたかったようで。

東京セントラル証券の登場人物たち

場面は変わり、東京セントラル証券の会議室。電脳から持ち帰った買収話の件で話し合っている模様。東京セントラル証券での半沢の肩書は営業企画部長。親会社を追放されても子会社では立派な肩書をもらえるんですねぇ。これじゃ確かに子会社プロパーが反発するのも頷ける。
営業企画部次長の諸田はだぶん悪役。年齢的には半沢より年上そうに見えるけどどうなんだろう。てか悪役の演技が分かりやすすぎるのが、このドラマを安っぽくしていると思う。前作でもそうだったっけ?
若手部員の森山は半沢の部下としてこれから活躍するんだろう。賀来賢人だし。
会議は踊る。買収案件の話からいつしか話題は逸れ、銀行からの出向組とプロパー組のいがみ合いに。あーめんどくせぇー休みの日にまでこういうダメな会議の場面みせられたらイヤになっちゃうよ。見るのやめようかな。。
ガラス張りの会議室の外に立って会議の様子を見ている他の社員たち、はよ自分の仕事しろ。外で突っ立ってても何も聞こえんだろが。

子会社の悲哀、伊佐山の嫌がらせ

場面は変わり、東京中央銀行にやってきた半沢一行。東京セントラルの社長も一緒で何しに来たのかと思えば、親会社である銀行から証券会社向けの仕事を紹介してもらっているよう。証券会社向けということで証券営業部。証券営業部といえば例の悪代官伊佐山。
もらった書類を一瞥して一同またかといった感じで辟易している。どうやらゴミ案件を押し付けられているようだ。伊佐山部長、明らかに大和田常務の感じを意識しててそれが気になってしまって話に集中できない。大げさすぎて安っすいんだよなぁ。伊佐山という人物の安っぽさを表現しているのだとすればすごいかもしれないけど。

会社に戻って言い合いをする社長と半沢。不利な案件ばかり関わっても当社の利益にならないと主張する半沢に対し、お前が来たせいで押し付けられるようになったのだとある意味正論をぶつける社長。常人ならこの時点でメンタルやられそうだが、何食わぬ顔でやり過ごす半沢。やっぱあんた大物だよ。

こんな時期でなければ気にならないはずなんだけど、二人の顔が近くて不安になり、ここでも話に集中できない。密です…!(これいつ撮ったんだろう?)

花ちゃん(上戸彩)登場。おじさんとおばさん…。上戸彩ちゃんもいつの間にか34歳、確かにいい歳だわ。時の流れの早いこと。
直樹張りきってるんだマジかよ。自分だったら絶対相手にしたくないわ、あの電脳雑技集団の社長たち。堺雅人は46歳、7年前でも39歳だからこっちは最初から既におじさんだったな。

成功報酬で突っ切ることにした東京セントラル証券。証券業界にいたことないからわからんけど、成功報酬って一般的なやり方なのかね?この辺もなんか浅そう。

プロジェクトから外される森山、それをフォローする半沢

場面は変わって東京セントラル証券の会議室。若手社員の森山が怒りをあらわにする。どうやら電脳の担当である森山が今回のスパイラル買収プロジェクトメンバーに入っていないらしい。諸田の仕業。森山、まだ若いんだからやり直しもきく。辞めたほうがいいぞこの会社。
会議後、森山の席へ行き今回の件での彼の貢献を強調しフォローする半沢。まあその姿勢は上司としていいんだけどさぁ、デスクに腰掛けて見下ろしながら話すのはありえないね(笑)隣の席もあいてることだしちゃんと椅子に座って話しかけなさいよ。上司だからってなんやねんその態度は。制作サイドの時代錯誤な感じが滲み出ている。森山を飲みに誘ってあっさり断られるシーンを入れて時代の変化わかってますな感じ出してるけど、浅いんだよ。

飲み屋で問題発言のオンパレード

部下に振られて銀行の同期(?)連中と飲み屋のカウンターで酒を酌み交わす半沢。飲み屋と言ってもさすが銀行員、ちょっとよさげな雰囲気のお店だ。ミッチー登場。情報システム部の人は今作品が初出かと思う。
居酒屋の若女将ともみちゃん登場。どうやらミッチー達とは顔なじみで、東京中央銀行の株も持っているそう。
ミッチー「俺たちから情報収集して、かなり儲けてるって噂でございますよ」
ともみ「嘘ですよ。有益な情報はまるで教えてくださらないじゃないですか。でも、皆さんの愚痴を聞かされているおかげで、東京中央銀行の内部事情にはだいぶ詳しくなりました」
いやいや、これはアカンやつやで。
さりげなくヤバイ話してますけど大丈夫ですか?いやダメだよ。まっとうな倫理観をもった会社員なら、これはアカンやろと皆ツッコミを入れたはずよ。イ〇サイダーとかコンプラとか、冗談でもネタにしちゃいけないやつ。この銀行に仕事依頼しちゃダメだって(笑)
ここにも制作サイドの時代錯誤感をムンムン感じて心配になってくる。何だかちょいちょい話と無関係なツッコミどころが多くてどうも集中できないぞ。
伊佐山部長と大和田常務の話になって表情を曇らせるともみちゃん。何かの伏線のよう。

大和田常務は頭取から多大な恩赦を受けて、従前からのポジションにとどまっている模様。ミッチーの見立てでは部下の伊佐山を出世させてそれを足掛かりに頭取のポジションを再度目指そうとしているらしい。へぇー。
ここで副頭取登場。俳優陣の演技力の賜物だと思うけど、どいつもこいつも腹に一物抱えてそうな狸面だこと。

上に逆らっても仕方ない。もうそんな時代じゃないんだよ。と、幾分大人になった様子の半沢君。
そんな腑抜けた調子の半沢に対し声を荒げる情報システム部の人をミッチーが店の外に連れ出そうと退場して飲み屋のシーンは終了。てかカウンターバンバン叩いて怒鳴り散らしてる迷惑客に対して店員たちガン無視だったけど、どんな店だよ。

買収アドバイザー契約のその後

1週間後、東京セントラル証券の会議室にて。諸田達が作成したスパイラル買収スキーム案を一読して激昂する半沢部長。どうやらやっつけ仕事な内容だったようで。
もめている様子をガラスの外から眺めているプロパー社員達。銀行でもうだつが上がらなかったに違いない出向組の連中に、買収スキームなんて作れるはずがないとボロクソにけなしている。
現状を電脳に報告すると言った半沢に対し、報告は自分からしておくと諸田。この時点で信用できないから部長自ら報告しておいた方がいいんじゃないかなぁ。諸田きっとロクなことしないよ。。

さらに1週間後、電脳を訪問した半沢一行は、電脳の社長からアドバイザー契約を打ち切ると宣告される。聞けば最初の打ち合わせから丸2週間何の連絡もなく放置されたのだという。
諸田報告しなかったのかよ。。わざとか?よくわからんけど、契約打ち切りなどという超重要な話なら、今回の訪問のアポ取ろうとした時点で言われそうな気がするけど。電脳も狸っぽいけど、ノコノコ出て行ってその場で打ち切り言い渡されてポカーンってなるセントラルもそうとうヤバイ会社だと思う。そういう意味ではアドバイザー契約打ち切ったのもあながち間違いではなかったのでは?

世界の果てまで追い落とされそうな半沢

オープニングタイトルを挟んで、東京セントラル証券の会議室。社長と銀行から訪問してきた伊佐山が話し合っている。伊佐山の唆しにより、東京セントラル証券の業績不振の責任を半沢に押し付けることにした様子。
銀行に戻った伊佐山は、人事部長(?)に半沢の異動を打診。瀬戸内の小さな島の出張所に飛ばす魂胆らしい。短い会話の中で人事部長もニヤリとして承諾した様子だったけど、前作で人事部も半沢に対して何か恨みでもあるんだったっけ?そうでなければここまでスムーズに話が進むはずはないがよく覚えていない。

<続く>

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