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【Outlookメール】メッセージ形式をHTML形式に変更する方法

Office365、Microsoft365に関する画像
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対象環境

本投稿は、Outlookデスクトップアプリ(Microsoft® Outlook® for Microsoft365)を対象としています。
執筆時点のバージョンは2303です。

Outlookのメールに文字装飾できない…!?

Outlookのメール作成時に文字の装飾(例えば文字色を付けたり、下線を引いたり、太字にしたり、リンクを設定したり、等々)ができるのは、作成しようとしているメールのメッセージ形式が「HTML形式」だからです(メッセージ形式が「テキスト形式」の場合は上記のような文字装飾ができません)。

テキスト形式で送られてきたメールに返信する場合、返信メールが自動的に「テキスト形式」となってしまい、文字装飾ができずに困惑することがあるのではないでしょうか。

その他何らかの原因で、メッセージ形式が「テキスト形式」となってしまっていて文字装飾ができない場合に、メッセージ形式を「HTML」に変更する方法を紹介します。

メッセージをHTML形式に変更する手順

(1)Outlookのメッセージ作成画面にて、「書式設定」タブをクリックします。

(2)(「シンプルリボン」の場合※)「書式設定」タブの画面右端のほうにある「…」をクリックします。
    (「クラシックリボン」の場合※)「書式設定」タブの画面左のほうにある「「Aa HTML(H)」」をクリックします(この場合(3)の手順は不要です)。

(3)展開されたメニューにて「Aaメッセージ形式」「Aa HTML(H)」を選択します。

シンプルリボンとクラシックリボンの違いについて

リボンとは、Outlookの画面上部に各種ボタンが横長に配置されているエリアのことです。リボンには2通りあり、「シンプルリボン」は1行ですっきりとした表示ですが、その分表示されているボタン数が少なく、「クラシックリボンは」2~3行でより多くのボタンが表示されます。

上記の手順でメッセージ形式をHTMLに変更することで、メール文中の文字装飾ができるようになります。

注意点

なお、HTML形式でメール文面に文字装飾を施しても、受信側のメール環境によっては装飾が反映されない可能性がある点は留意しておく必要があります。

受信相手がテキスト形式のメールしか受け取れなかったり、敢えてテキスト形式に設定している場合、文字装飾は相手側には反映されませんので注意してください。

おまけ:Outlookで使える便利なショートカットキー

以下に紹介する本では、30種類以上のOutlookに関するショートカットキーが載っています。一冊買ってデスクサイドに置いておき、仕事の合間にパラパラめくってみると、自分の仕事の効率化に役立つショートカットキーがきっと見つかることでしょう。

ショートカットキーを使いこなせている人とそうでない人との間には、控え目にいって10倍は仕事の効率に差が出ます。

単純な操作にかかる時間は極力削って時短を図り、本質的な業務に取り組む時間をより多く取れるようにしていきたいものですね。

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